cello AUDIO SUITEプリアンプ &cello performanceパワーアンプ、ENCORE 1MΩプリアンプ&ENCORE mono power パワーアンプの買取【チェロ】
約30年前に誕生したハイエンドアンプ「cello・チェロ」。ここでググって載ってるブランドの歴史をコピペしてもしょうがないので、年代也のウィークポイントを記載します。
まず30年経過していますので、cello AUDIO SUITE(チェロ オーディオ スイート)プリアンプやcello PERFORMANCE(チェロ パフォーマンス )パワーアンプ、cello ENCORE プリアンプ、cello ENCORE パワーアンプ、cello ENCORE 150パワーアンプほとんどの個体は本来の力を発揮していません。ヴィンテージカーやヴィンテージマンション、時計、カメラと同じで”正しい”整備をしていないと外側だけチェロという事になります。
同じモデルでも個体差が大きいcelloアンプ
ポルシェ964RSや993RS、国産ではGTR32や33など1990年代に誕生した走るクルマは整備状況によってその個体はまったくちがいます。たとえサーキットを走っていてもきちっと整備していればバリっとしています。洗車ばかりしていた個体は外観が綺麗でもエンジンが眠かったりします。
話しはめちゃ脱線しますが僕が964RSRや996GT3で富士スピードウェイへ毎週通っている頃は整備はGTレースに参戦していた横浜のナインテンというファクトリーで整備していました。2週に1回でオイル交換し、タイヤをかえていました。よく整備をしていましたのでバイクのように軽く回るエンジンでした。高速道路では90㎞/h以上出しません。エンジン回転数は3000rpmキープ。オイルプレッシャーを保ち法定速度で走ります。カッコ悪いのは一般道で一般車を煽るスポーツカーほどカッコ悪い乗り手はいないw



さて『cello』のヴィンテージアンプ達。上のJBlサイドボードに置いてあるcello AUDIO SUITEは10年以上前、Mark Levinson(マークレビンソン)氏ご本人がニューヨークで使用されていた個体でした。とてもレアなモジュールが入っていましたがこれも整備をして2回調整をしました。
入荷時はとてもヌケが悪い個体でしたが電源部の消耗部品やP301の劣化部品などを丹念に交換し生まれ変わりました。販売価格は200万円という格安価格でした。一般流通品よりも高いのは当たり前です。理由は単純で素性と音が良いから、です。
上の写真のcello ENCORE Pre(チェロアンコール)初期&cello ENCOREパワーアンプはRF社長N氏がセレクトしたone owner品。とても珍しいセット。こちらも納品前整備(見込整備)します。



celloのプリアンプ&パワーアンプのウィークポイント
celloプリアンプのウィークポイントは電源ユニット、コンデンサーの消耗が挙げられます。そして代替えパーツの選択が難しい事。国産部品などに適当に変えられている個体も多数あります。本体ではチューブラ型コンデンサーの劣化があります。またcelloプリアンプの場合は固定抵抗切替式のボリュームの接点の酸化被膜などでしょうか。電源OFFにして各スイッチやボリューム系を1か月1度程度20回ほ動かす事で避けられます。サウンドが繊細過ぎると感じられる個体は電源部などの部品が消耗している可能性があります。またDCケーブルの選択でも音質差が出ます。
cello AUDIO SUITEも同様ですがこちらも意外と発熱があるので、夏場は熱には注意ください。特にcello AUDIO PALETTEは発熱量がありますのでラック内に閉じ込めないでください。徐々にS/N比が悪くなりますが、小型チューブラ型コンデンサーの容量不足などが出てきます。劣化部品にの劣化は「熱」との闘い(苦笑)です。ハイエンドオーディオの多くは北半球に在り、アメリカ北米は北海道と同じような湿度環境です。日本のような高温多湿な場所で開発されているハイエンド機器は少ない事をご留意されていれば電子部品の激しい消耗を抑えられます。



良い部分は適正な整備がなされた個体や新品当時の性能に生まれ変わったcello AUDIO SUITEなどのクオリティ面で凌駕するプリアンプは国産ハイエンドにもあるでしょうが、音楽が鳴り始めると世界は一変します。現在1千万円を超えるハイエンドプリと”音楽”を比較すると気づきがあるかもしれません。
但し、celloもMark Levinsonアンプなど30年経た中古オーディオ機器は個体差が大きいので十把一絡で語るのは乱暴すぎます。修理・整備する場合も部品の選択がとても重要で、せっかく修理してあっても部品選択のがおかしい場合も多々あります(実際に入荷したcelloアンプやMark Levinsonアンプ、の修理箇所を修理しなおす事もあります)。



■Celloプリアンプ・コントロールアンプ(買取保証額)
cello AUDIO SUITE ¥1,250,000~
搭載モジュールや付属品、状態や修理・整備履歴で買取価格はUPします。
Celloパワーアンプ 国内最高値で買取します(買取保証額)
Performance ¥1,100,000~
Performance MK2 ¥1,150,000~
ENCORE 150 MONO ¥1,000,000.~
ENCORE POWER MONO ¥350,000.~
ENCORE POWER MONO 3 ¥400,000~
DUET 350 DUET 350mk2
■Celloイコライザー(パレットシリーズ)買取額
AUDIO PALETTE(オーディオ パレット) ¥1,150,000~
状態や修理・整備履歴で買取価格はUPします。
■Cello DAコンバーター買取額
R DAC ¥430,000~ 2017年 直近買取価格¥600,000.(新品同様の個体)
■Cello スピーカーシステム(買取保証額)
Amati ¥250,000~(スタッグはさらに割増)
cello ハイエンドオーディオ買取フォーム
お電話でのお問い合わせ 03-5809-3401(13:00~20:00)買取外出している事がございます
メールでのお問い合わせ info@kaitori-audiodripper.jp
■cello 整備&レストア
cello Audio Palette MI V のメンテナンス⇒
CELLO Audio PALETTE Maintenance(チェロ・オーディオ・パレット整備)⇒
マーク・レヴィンソン&トム・コランジェロの「CELLO」アンコール コントロールアンプ、Cello ENCORE 1MΩ L 整備完了。⇒
■Mark Levinson プリアンプ&パワーアンプの整備&レストア
Mark Levinson ML1L 修理・整備【中古 マークレビンソンML-1L】⇒
Mark Levinson No.20.6Lフルレストア整備 No.6. No.20.6Lの回路・部品からの考察。⇒
※No.20.6Lのレストア記録⇒
憂鬱なOLD Mark Levinson 整備録 1 一般中古状態 ⇒
OLD Mark Levinson 整備録 2 不具合箇所など ⇒
OLD Mark Levinson 整備録 3 トランジスタ全交換&電圧計測 ⇒
OLD Mark Levinson ML2L整備録 4 音出し計測 ⇒
OLD Mark Levinson ML-2l整備録 5 EIコア型 ⇒
OLD Mark Levinson ML-2L整備録 6 EIコア型フルレストア ⇒
OLD Mark Levinson ML-2L 整備録 7 EIコア型 ステレオ再生チェックア ⇒
OLD Mark Levinson ML-2l 整備録 8 トロイダル・コア型で問題?⇒
Mark Levinson ML-2L整備 9 トロイダル・コア型の発熱とEIコア型の微小ハム音解消!⇒
Mark Levinson ML-2L 整備録 9.5 スーパーカーvs ML2L ⇒
Mark Levinson ML-2L レストア整備録 10 EIコア完成!⇒



No.26L(2台)、ML7L(2台)、JC2、ML1L、No.20.6L、No.27Lなども整備・フルレストアしました。整備通常のレストアは非公開となります。スピーカーやネットワークのオーバーホールも上記測定器等で周波数毎に歪率を測定します。



2016年5月から2017年12月まで38台のレビンソンアンプを買取&販売しております。
■Cello社の製品プロダクト
January 1985 Audio Palette and Master Supply
March 1985 Cello Strings I Interconnect Cable
July 1985 Audio Suite Modular Preamplifier
June 1986 Performance Amplifier and Amati Speaker
June 1987 Etude Passive Preamplifier
July 1988 Encore Preamplifier
October 1990 Palette Preamplifier
May 1991 Cello Strings II and III Speaker Cables
September 1991 Duet 350 Amplifier and Strad Grand Master Speaker
October 1991 Encore 50 Amplifier
November 1991 Strad Master Speaker
April 1992 Strad Premiere Speaker
April 1993 Encore Line Preamplifier
August 1994 Strad Legend Speaker
September 1994 Serafin Active Speaker
December 1995 Encore 150 Amplifier
July 1997 Elves Speakers
January 2003 Rhapsody Amplifier
January 2006 Chorale Preamplifier and Master Power Supply
March 2010 Encore Amplifier