JBL 537-509,JBL537-500 2in Horn 【在庫&買取】

JBL 537-509、JBL537-500鉄板ホーン。

JBL 537-509(H5039+L5090)、JBL537-500ホーン


JBL 537-509(H5039+L5090)(右)、JBL537-500ホーン(左)

ユニット転がしの愉しみ

JBLの古いホーンです。早速お客様から買取らせて頂いた物や他店様からお譲り頂いたホーンの一部。他にもいろいろと在庫があります。今時はユニットを組み合わせるようなスピーカーは流行りません。1970年代に盛り上がりました。

2016年の今!注目したいと思います。ユニットの組み合わせはスピーカーのイロハがわかりますし、基本コスパが高いのです。昨今のハイエンドスピーカーは新品ですと高価で、モデルチェンジが早い傾向があります。売る側は良いかもしれませんが、購入して楽しむ方は気が気でない状況です。

コーン型ユニットも充実し、世界中から入手可能です。1インチドライバーから2インチスロートドライバーへ変更したり、ユニット交換や追加が楽しめる事も魅力です。Audio Dripperはスタッフ数は少ないですが、これまで全員で200ペア近くのユニットは購入したんじゃないでしょうか。通常のスピーカーシステムも相当数イッテるはず。

JBLのホーン3傑

さっそくですが、ユニット&ホーン、なまじ音が良くなるなんて事は考えない方いいです!しかし、底力と妄想するレンジは広いです。一部の方々には現在でも人気があります。写真右がJBL JBL537-509(L5090+H5039)というホーンとレンズです。通称ゴールドウィングと呼ばれています。70年代にはHL89となりました。本来はHartsfieldに入れるためにデザインされました。基本的には大きなバッフル面に装着する事が基本です。単体ですとテナーサックス等がソリッドに鳴りすぎるかもしれません。

左側はJBL537-500ホーンです。70年代にはHL88となりました。過去にヴィンテージJBLのシステムに組み込まれた経緯はなく、WESREXのシアタースピーカーが原型でJBL社がOEM生産して納品していました。細かな仕様変更があります。

ドライバーはいずれもJBL375が純正組み合わせ。鷲が翼を広げたようなホーンがJBL 537-512。こちらもレンズ付きホーンです。お化けホーンという俗称がありますが、実物は大鷲が翼を広げた『イーグルホーン』というべき姿です。この537-512のホーン部は、H5038Pホーンでパラゴンのホーンとなります。すべてのホーン長は同一。

レンズによる球面波ホーン

JBLのこれら鉄板レンズ系ホーンの基本的な企みは同じで、近い場所で聴かせる用です。故に球面波を作るためのアイデア。さらにウーファーとの位相を疑似的に前面までもってくる目的。疑似前面にすることでウーファー面と音源位置を揃えたいという目的ですね。飛距離は2350や2355ホーンです。

黄金色のL5090レンズの正面カットは丸くなっていて、断面カットでは上にも下にも音を放射します。やたらとうまく出来てます。ちなみに開発者のロカンシ―は生前最後にこれらのレンズ理論を一部修正しました。しかし、現在もUSAパイオニアのPA/SRセクションでJBL2395と同様のホーンが製造されています。

JBL537-509&JBL537-500の正面レンズ形状。

JBL537-509とJBL537-509と大きな違いは理論的には差がないそうです。ただしホーン形状が異なり、特にレンズの素材の厚みから固有音がまったく異なります。盛大に鳴く方は537-509のL5090レンズ。指でなぞるだけでもシャーンときます。現代オーディオではあり得ない固有音です。

それでも最先端のコンテンポラリーJAZZのソースもハマる場合があります。ドーム型トゥイーターをアルミブロックのキャビネットに入れても、LIVEで聴くドラムスセット数m先のシンバルのアタックから真鍮が震える様を同レベルのエネルギー感で聴く事は難しい場合があります。JBL537-509ですと、生々しさの代わりにS/Nが犠牲となるかもしれません。ですので、素材の色付けを感じさせない調整が必要です。だからと言って、物理的な力技で鳴きを抑える位なら使わない方が良いです。開発当時は2ウェイの375の高域不足を補う目的からの素材だったと推測します。

537-500の素材。

JBL537-500、俗称は蜂の巣ですが4本足で佇む姿は、375を充填した『追撃砲』のようなイメージ。しかし!その音はJBLホーンの中では一番扱いやすく大人しい性格があります。大人っぽいと言うんでしょうか。使い手にとっては懐の深いホーンです。指で叩いた時のレンズ鳴きはほとんどありません。スロートからホーン出口までに張り巡らされた、13枚の厚みあるメタルレンズが375のエネルギーを四方八方に拡散しますので、柔らかい印象があります。ストレートホーンがお好きでハードに聴かれる方にはちょっと物足りないホーンになるかもしれませんが、調教次第で音にタメのあるミッドレンジとなります。

JBL537-500のレンズ断面と側板開口部。

スピーカー・カスタマイズ、、、迷走

あまり現実的ではありませんが、下のパターン。。。12インチをミッドバスとしてD131等を入れて、目立たないところに15インチや18インチのユニットを80Hzぐらいでカットしたスーパーウーファーパターン。これだと375を付けると後ろにひっくり返るかもしれません_ _; ダブルにすればJBL4350と同様のユニットですね。

形は純正のlloydsの方が良いですが、下記ですと劇的に濃いミッドレンジ。12インチですので下のエネルギー感をバランスさせるにはウーファーセクションが必須。12インチをオーバーラップさせたり、-6dB/octでクロスさせると自由奔放。さり気なくウーファー部を隠すことができると気持ちのいい鳴りっぷり!

JBL537-509のカスタム・スピーカー。不格好なのはお許しを。。

 

個人のシステムとしはおすすめしませんが、エネルギー感というか、暴れっぷりが楽しい音ではあります。見た目は写真よりgood^^?

一応、JBL C38ベースでもやってみようと思います。本来はコンシューマのJBLは純正形状で時間をかけて楽しむのが心穏やか。個人的にはC36やC38は075+D130のパターンがしっくり来ます。もっとサイズの大きなキャビネット等の場合は375等の2インチスロート・ドライバーとヴィンテージJBLホーンが決まります。

下の写真はUREI 525チャンネルディバイダーを2wayでクロスする設定です。ステレオで3wayまで使用可能。かつてJBLのプロ機器に「UREI/JBL」というラインナップもありました。

Mark Levinson No.26Lはモノラルにしてみようとセットアップ調整中…電源は2台ありますが1台から供給しています。

urei 525 チャンネルディバイダー

いずれも個性的ですのでご自分の好みではない場合は、調整に時間がかかります。通常のスピーカーシステムの方がまとまり感があります。はみ出る痛快さや豪快さは趣味の領域でしょうか!

JBL C38とOLD N1200

JBLオリンパスS8R とJBL 537-5002の組み合わせ。ある種の定番ですが、キャビネットの上に載せる抵抗とやる気満々な雰囲気は好みです。。この場合ウーファーに2215B等を2発入れて、ネットワークをLX5からJBL3152や可能ならN500とすると最強のジム・ランの完成です?! 375ドライバーを2発使う知略、時間があればライヴさながらのサウンドも可能かも・・・・

JBL オリンパス S8R&537-500

ドライバーを2つ使用するパターンは80年前からW.EやIALTEC&IPCやJBL(WESTREX)のシアターシステムでは定番です。2つ同時にボイスコイルが断線することはないだろう、ということで、1つ飛んだ場合、1個が生き残ればセリフが伝わるという理由。家庭内でも非常に効果があり、ダブルドライバーを体験すると戻せなくなる方もいらっしゃいます。


 

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