一度は憧れる漆黒のマッキントッシュ
ブルーアイズとガラスパネルが醸しだすオンリーワンの地平線。
マッキントッシュは長くアメリカを代表するアンプメーカーです。
日本やアジアで人気があることは知られていますが、実は本国アメリカでも人気がございます。
そのユーザー層はハイエンドオーディオ機器とはちがいます。
マッキントッシュはその時代の音楽によって緩やかながら音を変えてきているメーカーです。
音づくりのベースとなるのは豊かな土台に支えられた華やかな高域、濃い中域ですが、
MC501はスピード感も備わったモノラルパワーアンプです。
McIntoshの黄金時代
マッキントッシュはオーディオ黎明期からWEのアンプやトランスを製造していました。
C22&MC275、MC60、MC30などが家庭用として今でも人気があります。
トランジスタの時代になってゴードン・ガウの設計が冴えてC29,C32などのコントロール(プリ)アンプや
MC2225やMC2500、MC7270なども人気があり、充実の保護回路によるスピーカーガード機能も卓越していました。
特に日本国内ではJBLやアルテックなどのスピーカーと組み合わせてJAZZを聴くというスタイルや
クラシックをTANNOYで豊穣に響き渡らせたいというオーディオマニアに人気がありました。
ハイエンドオーディオとマッキントッシュ
しかし、マーク・レビンソンなどアメリカのガレージメーカーが台頭してきた70年代後半から
民生用マッキントッシュアンプの評価が変わっていきました。現時点から振り返れば、
古典的な音作りであってもマッキントッシュの良心はどんな時代でも息づいていたことがわかります。
もしも、同じ時代にMI-200モノラル真空管アンプなどが
再登場していたとしたら、当時の評価も異なったはずです。
マッキントッシュの真姿とは
ハイエンドオーディオが台頭する以前に君臨していた、マッキントッシュの『McIntosh MI-200』などの
業務用パワーアンプは別格でした。MI-200はレコードのカッティングマシーン用途や稀にモニターアンプとして
使用されました。搭載されたトランスのサイズと重量は目を瞠るものです。
トランスのコア素材も同社、他社を問わずコストがかかっていました。
当時はどんなヴィンテージスピーカーでも鳴らしきると言われたパワーアンプです。
2006年に登場した、McIntoshのMC501モノラルパワーアンプはマッキントッシュの良心といえる
バランスとMI-200のイメージを踏襲したモノラルパワーアンプです。
音のまとまりも程よく安心して音楽に浸れます。
【McIntosh・マッキントッシュ アンプのメモ】
・マッキントッシュのアンプをお使いの方は重々ご存知だと思いますが、ガラスパネルを使用されたモデルのガラスパネルの浮きはガラスパネルを持った際や力が入った際にできる歪みからガラスパネルと地が剥離してしまいますので、必ずボディをお持ちください。特に古いモデルはパネルのエッジ部分が弱いためお気をつけてください。
・MC7270やMC7300など比較的購入しやすい価格帯のパワーアンプは2台によるモノラル接続もお試しください。余裕度が変わってきます。当時のMC2500、2600等のセパレーション(クロストーク)を上まわり、高域にも余裕が出る傾向がございます。
・パワーアンプの入力ゲインの設定がある場合は、高い方(2.5V)が音像等が締まる傾向があり力感が出ます。パワーアンプ側のボリューム位置は下げ、プリアンプ側のボリュームがなるべく最大になるようにして下さい。この場合、メイン側のゲインによっては力感が失われるセッティングになるシステムもございます。
・McIntosh2600や7300等パワーアンプのバランス接続(XLR)は3番がHOTになっていますので、2番HOTのプリアウトの場合は逆相接続になっていますので、位相切替で聴き比べください。
McIntosh モノラルパワーアンプ MC501をはじめ
下記の機種は中古マッキントッシュは高価買取させて頂きます。
コントロールアンプ・プリアンプ
C29、C32、C33、C34V、C36、C40、C41、C42、C45、C46、C100、C200
パワーアンプ・モノラルパワーアンプ
MI-200、MC501、MC402、MC500、MC252、MC275、MC300、MC352、MC602、
MC2105、MC2120、MC2125、MC2255、MC7270、MC7300、MC2300、MC2500
プリメインアンプ
MA5100、MA6200、MA6300、MA6500、MA6700、MA6800、MA6900
CDプレーヤー
MCD7005、MCD7007、MCD301、MCD500
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