パイプオルガンが居るお部屋。

先日お伺いさせて頂いたA様のリスニングルームの隣にあるパイプオルガンです。
外観は一般的なご自宅内です。
天井高が4メートル程ありますので驚く程の大きさですが、圧迫感はありません。
天然木とホール設計の専門家にご依頼された響き(残響時間)はとても気持ちのいいものでした。
話しをすると声が良く通る残響がありながらも聴き疲れすることのない音響空間でした。
ライブな空間はリスニングルームとしては理想的な造り・容積です。
後ろ側はロフトになっておりその床も格子構造ですので音にも人にも閉塞感がない造りです。
スピーカーを設置するとさぞかしいい音がしそうですが、こちらのお部屋(ホール)にはオーディオ機器は一切ありません。
弦楽四重奏等のサロン・コンサートも開催されていますので、オーディオ機器は設置されていません。
好きなオーディオ機器をセットすることができれば、、お客さま向けの視聴室がこんな部屋ならと想像しました。
音楽を演奏から、リスニングまで深く広く楽しまれている理想的なスタイルです。
何度かご依頼頂いていますので、いずれの機会に隣の部屋にそっと置くドイツや英国製の小さな
ヴィンテージスピーカーをプレゼントさせて頂きますね。