TANNOY Monitor Red(LSU/HF/15-L)
いぶし銀のタンノイ モニターレッド
”タンノイモニターレッド”の正式名称は、TANNOY Monitor Red( LSU/HF/15-L)。
1957年にMonitor Silveをステレオ時代に合わせて誕生した、
現在まで続く磁石はすべてあるニコ製でした。同軸型2ウェイユニットです。
モニターレッドはシルバーの中音密度の変わりに上下周波数帯域を延ばしています。
モニターレッドの製造期間は10年間と長期に渡り、国内への正式輸入は1964年でした。
当時はユニットとネットワークだけの販売もされており、国産のエンクロージャーや自作箱などに入れて
聴かれていた方が多かったと文献にございます。
タンノイ ヴィンテージユニットの魅力
TANNOY社純正箱と国産箱の差は歴然としたもので、英国産の純正箱は格調ある正統な響きを奏でます。
ビオラやチェロなどの弦楽器のハーモニーやオーバートーン、そしてホールトーンは
英国の純正箱に入れて聴きたいユニットでございます。
燻し銀の音はタンノイをイメージさせる形容ですが、ネットワークのクロス周波数である1kHzが
ホーン開口・長さに比べて低い周波数であることが要因の一つですが、
モニターレッドを純正箱やUSタンノイで聴く音は
決して燻し銀だけではない艶もダイナミックな描写も充分に可能です。
モニターレッドの前期・後期タイプ
タンノイモニターレッドには初期・後期タイプがあり、初期タイプはセンターキャップが飴色です。
シルバーまではキャップがありません。後期タイプはセンターキャップは黒となります。
音の違いは後期がワイドレンジの傾向がありますが人気は初期タイプの飴色キャップです。
1960年当時のTannoy GRF(15in) は£122でした。
純正GRFエンクロージャーに収まったTANNOY Monitor Redは至上の音楽を奏でることでしょう。



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