Wilson Audio WATT 斬れ味と幻想の果てに。

Wilson Audioのスピーカーは総じてバランスが良いスピーカーでSystem5も
現役で使用されている方も多いスピーカーで、中古でも人気がございます。
Wilson Audio Specialties
設計者のデビッド・ウィルソンは元々録音エンジニアでした。
1973年にWilson Audio Specialtiesを立ち上げ、小型の可搬式モニター「WATT」が好評を博しました。
当時のアメリカハイエンドスピーカーの主流はプレーナー型でフラッグシップ機はどのメーカーも
畳一畳程の大きさにまでなった時代です。 その当時、「WATT3」に低域システム「PUPPY2」を追加した
WATT&PUPPY2がアメリカハイエンドオーディオ界のスピーカーを徐々に変革していきます。
位相と構造
Wilson Audioのシステムがエンクロージャを廃したプレーナー型のサウンドステージと同様以上の
音場感を生み出すに至った重要な点はタイムアライメントとエンクロージャにありました。
デビッド・ウイルソンが1970年代にWATTを開発するために行った、タイムアライメントの試作方法は
トゥイーターユニットに紐をつけて、リスニングポイントからひっぱりながらウーファーと音が整合するまで行いました。
今からみればアナログな方式ですが、タイムアライメントに着目したことが重要でした。
WATTは1号機から現在まで2万セットも販売されたハイエンドスピーカーです。
革新のエンクロージャー
エンクロージャーの考え方は無共振です。昨今のアルミ削り出しスピーカーなどとは異なるところもございます。
モデル初期のWATT5のエンクロージャーの主な原料は石油化学系樹脂に特殊配合のプラスティックに
フェノール樹脂を混合させたポリマー系にセラミックなども融合されていました。
この素材は硬度もコストも高い素材でした。 以降のモデルは扱いやすい樹脂やエキポシ素材となっていきます。
これらの素材特性は優れた振動減衰特性にあります。木製素材では音の振動が減衰されにくいのです。
これが箱鳴きと言われる根本的な要因です。リジットな構造を採用したとしても
木材自体の振動減衰率が弱いため故の個性となります。
もちろん箱鳴き伴うスピーカーにも心奪われるスピーカーも沢山ございます。
幻想と現実の間
ウーファー帯域がダンピングよく調整された、System5,6,7,8を聴くと
リアルな音像と演奏しているステージがバランスよく音楽を活き活きと表現します。
現実的なサイズで浸透力ある音楽再生はデビッド・ウィルソンの録音エンジニアとしての
キャリアと技術アプローチのバランスが垣間見えるようです。
SYSTEMシリーズは8で最終となりました。
【在庫2016.11.21】 WILSON AUDIO System 5 定価¥3,264,000 入荷 835,000円
【在庫2016.12.17】 WILSON AUDIO System 5 定価¥3,264,000 入荷 685,000円
SYSTEM5 は2set在庫ございます



ポリマー系にセラミック素材キャビネットのSYSTEMシリーズ。
新規トゥイーターユニット交換、新規ウレタンパッド、ウーファーエッジ交換。新規サランネット付属レストア状態でご案内いたします。
システム5ならではのソリッドでディ―プな音場が体感できます。






【在庫2016.10.15】 Wilson Audio System 8 One Owner極上












Wilson Audioの買取
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